【初心者】くるりのライブ定番曲と見どころ【ファンが解説】

くるりと同年代の筆者がご紹介する。

東京(1998年)

くるりのデビュー曲です。毎回演奏するとまではいえませんが演奏頻度も高くファンから愛されている曲です。京都出身の彼らがデビュー前にレコーディングのため訪れた東京で故郷を想う気持ちが綴られています。音源は短縮版となっているためライブでの演奏は音源より長い構成になっているので注意が必要だ。ちなみにギターについて触れておくと、ほぼ最初のリフと1つのコード進行のみで構成されているため、コピーも比較的楽といえる。

ロックンロール(2004年)

近年ではアンコール前のラストで演奏されやすい曲。この曲が始まったら本編は終わりだと考えていいだろう。ロックンロールというタイトルの割にはあまりにも爽やか過ぎる。リリース時に在籍していたクリストファー・マグワイヤというドラマーがこの曲を始める前に発した「ロックンロールは好きですか?」はあまりにも有名だ。残念ながら2020年に脱退したファンファン在籍時には彼女のタンバリン捌きも見どころの1つであった。サポートギターとして山本幹宗氏が参加していた時にはアウトロで松本大樹氏、山本幹宗氏、岸田繁氏のギターソロを観ることができまさに最後にふさわしい曲であった。脱線するがアウトロでギターソロが楽しみな曲といえば他に虹やハイネケンがあることも覚えておいていいだろう。

ばらの花(2001年)

ドラマの挿入歌でもあり高校教科書にも掲載された曲。くるりが持たれがちな脱力感がありいい感じの曲というイメージを裏切らない曲であり熱狂的なファン以外にも知名度が高いと思われる曲だ。それゆえにフェスやライブで演奏されるとあぁワンマンにはこない観客や初めて来た観客に向けているのだなと感じてしまう曲でもある。といいつつもやっぱりいい曲だなと感じる曲でもある。音源では逆回転再生しているギターソロをライブでどう表現するのかというのはライブでの見どころの1つだ。

Tokyo OP(2019年)

ライブで披露時には「東京オリンピック」と呼んでいたこの曲。東京オリンピックのテーマソングを狙っていると言っていたが(もちろん冗談だとは思うが)権利上の問題からか発売時には「Tokyo OP」となり、なるほどこういう逃げ方があるのかと感心した曲だ。ライブでの見どころは何といっても演奏に尽きるだろう。変拍子、高速に展開されるフレーズ、複雑な展開と音楽理論に明るくなくても演奏が難しそうなことは想像できる。プロの演奏者である彼らにとっても難しいらしく、完成当初は皆が下を向いて演奏し、終えると間違えたとかうまくいったとか微笑ましい風景をみることができたものである。最近は流石にそのような雰囲気がないのは寂しいところだが他の曲と明らかに異なる様子をみることはできるだろう。

HOW TO GO(2003年)

ライブの定番曲という訳でもなくなんなら演奏頻度も高くはないが、フェスで演奏することもあるくらいはおなじみの曲だ。くるりが停滞していた時期を突破した曲であったり、スローで力強い曲でもありファンの間では人気のある曲だ。ライブでイントロが始まると確実に空気が変わる。そのライブに参加したことを幸運ととらえて差し支えないだろう(単なる著者の好みともいう)。

まとめ

くるりのライブに参加する予定がある人に向けて経験を元に5曲紹介した。ライブに参加しない人が入門として使うのも良いだろう。

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